若者の仕事への価値観|ジェネレーションギャップを埋めるには?

 

「最近の若者は・・・・」

 

私が以前勤めていたところでも、そういう言い方をする上司がいました。

当時の自分は”若者”の部類。

なので自分に直接ではないけれど、まるで自分のことを言われているかのように感じ、戸惑った記憶があります。

 

仕事に対する価値観は、年齢によって大きく差があるものです。

それは時代とともに生まれた差、つまり”ジェネレーションギャップ”なので価値観の基準が違ってくるのは当たり前ですよね。

ただ、この差によって仕事での問題が生まれてしまう可能性もあります。

 

そこでこの記事では、若者と若者層でない人たちの仕事への価値観の違いや、ジェネレーションギャップを埋めるためにはどうすべきか?などをまとめてみました。

世代が違っても、一緒に楽しく働くために、ぜひ参考にしてみてください。

 

若者と若者層でない人たちの仕事への価値観の違いは?

まず、若者を20代とします。

そして、若者層でない人達を40代以上の人たちとして、それぞれが仕事に求めるものでどのような違いがあるかみてみましょう。

まずこちらをご覧ください。

(引用:エン転職「仕事に求めるこち」について

20代が仕事に求めるものの1位は、「プライベートを大切に働けること」でした。

2位が「人間関係の良い職場環境で働くこと」、3位は「仕事を通じた成長が実感できること」と「自分らしい生活ができること」と同じくらいでした。

20代は仕事を中心とするのではなく、あくまでプライベートを優先にしたいという傾向があるようです。

  • 仕事中心ばかりだとなんのために働いているのかわからなくなる
  • 仕事はあくまで自分の生活のごく一部
  • 休みの日はリフレッシュできるようオンとオフはきちんとしたい
  • 仕事を通じてプライベートを充実させたい
  • 家族との時間を少なくしてまで働きたくない

というような意見が多かったです。

 

それに対して40代が求めるものの1位は、「自分の能力を活かせること」。

2位は「人や社会の役に立つこと」、3位が「人間関係の良い職場環境で働くこと」でした。

  • 自分が最大限力を出せる環境でこそ長く働ける
  • 自身の能力を活かした仕事に就いた方が結果自分のためになる
  • 誰でもできることではなく、自分の持っている知識や技術をいかした仕事ができるとやりがいになる
  • 「ありがとう」を言われることに仕事の意義を感じる

といった意見が多く、20代とは違い、仕事での能力発揮に価値を見出している傾向があります。

また、40代では「人や社会の役に立つこと」が2位でしたが、20代はどの年代よりもその意識が少ないという結果が出ています。

この結果をみても、若者と若者層でない人の仕事に対する価値観には差があることがわかりますよね。

 

また、こんなデータもあります。

(引用:公益財団法人日本生産性本部平成31年度新入社員働くことの意識調査結果

これは、公益財団法人日本生産性本部が、新入社員に向けて行ったアンケートです。

「若いうちは自ら進んで苦労するぐらいの気持ちがなくてはならないと思いますか。それとも何も好んで苦労することはないと思いますか」という質問に対して、7,8年前の新入社員は「苦労すべき」と答えている人が多いです。

しかし、ここ数年で「好んで苦労することはない」という人がグンと増えています。

新入社員として入社する若者たちの仕事に対する価値観が、どんどん変化してきたのがわかります。

 

 

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ジェネレーションギャップによって起こる職場問題

世代の差やずれ=ジェネレーションギャップ。

先ほどのアンケート結果をみても、20代と40代ではジェネレーションギャップがあるのがわかりました。

では、そのジェネレーションギャップによって職場ではどんな問題が起こるのでしょう?

エン転職の「上司と部下」についてのアンケート結果をもとに、20代と3,40代の意見をまとめてみました。

 

20代が上司に対して困ったと感じること

  • 有休を使おうとすると必ず何か言われる
  • 人によって態度が変わる(ある人には怒るのに、べつの人には怒らないなど)
  • クレームが発生した際に、「自分でなんとかしろ」と突き放された
  • 愚痴を言ったり、ため息ばかりついて周りのモチベーションを下げる

このような意見がありました。

ここ近年で働き方改革が目立ってきましたが、いまだに有休を取るのに上司からなにか言われるという企業も多いです。

上司の世代は、”プライベートよりも仕事”というスタンスの人が多いので、ちょっとやそっとのことで休みを取るというのが受け入れられないのかもしれません。

 

3,40代が部下に対して困ったと感じること

  • どんな話をしても「でも~」という言葉から会話が始まり、言い訳が多い
  • 上司に連絡・報告をせず失敗して、フォローと謝罪に周りを巻き込む
  • 指示をしなければいつまでも休憩室で休憩している
  • 挨拶をせず話しにくく、なにか言うと泣き出す
  • コミュニケーションをとろうとしない
  • 意見やアドバイスを素直にきかない

このような意見がありました。

連絡や報告をしないというのは、たしかに若者には多いと言われていますよね。

そして、連絡や報告の仕方もLINEやメールだけで済ませるという人も多く、電話で直接というのが当たり前だった世代には考えられないことかもしれません。

 

わが社の社員でも、以前働いていた先で若者とのジェネレーションギャップを感じたという話を聞きました。

 

当時35歳
《新入社員22歳に対して感じたこと》

私服通勤がOKな職場だったが、お客様のテナントに出入りする為、節度を持った服装が求められる。それなのに露出が激しくて驚いた。

また、2か月の現場研修で、本人の希望している部署ではないからといって、お客様がいないところで、携帯をいじっていたり、立ち仕事なのに座ったりしていた。

 

当時32歳
《新入社員24歳に対して感じたこと》

「飲み会に行きたくない」「物欲がない」「ある程度給与があればいい」という価値観が、自分とは違うと感じた 。

 

30代と20代の間でも、このようなジェネレーションギャップを感じることがあるんですね!

 

 

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ジェネレーションギャップを埋めるためのコツ

ジェネレーションギャップがあるのは仕方のないことです。

しかし、その差を埋めなければ、いい職場環境や人間関係を築くことは難しいです。

それぞれがジェネレーションギャップを埋めるためにはどうすべきか?

そのコツをいくつかご紹介します。

  1. お互いをそのまま受け入れる
  2. 相手の立場になって考える
  3. 自分のことをちゃんと伝える

①お互いをそのまま受け入れる

お互いに理解し合あったり尊重することは難しいかもしれません。

育ってきた環境や時代背景が違う分、どうしてもわかりあえないこともあります。

しかし、それでお互いを否定し合うのではなく、それぞれをそのまま受け入れるということが大事です。

 

例えば、お互いのジェネレーションギャップを話のネタにしてコミュニケーションをとるなど、その違いを楽しむことだってできますよね。

違いがあるからこそ、刺激があって見えてくることだってあります。

ジェネレーションギャップをポジティブに活かしてみましょう!

 

②相手の立場になって考える

上司と部下だけでなく、誰に対してもそうですが”相手の立場になって考える”ことはとても大事です。

「なぜあの人はそう考えるのか?」、相手の人がそう考えるようになった背景や想いなどを考えてみましょう。

そして、「自分だったらどうだろう」と自分のことも考えてみましょう。

そうすることで、「あの人はああいう経験があったからこう考えたのかな」、「自分はこういう経験があったからこう考えるんだな」など、相手と自分のことを客観的にみることができ、心にも余裕がでてきます。

 

③自分のことをちゃんと伝える

コミュニケーションをとる上で大事なことは、自分のことをちゃんと相手に伝えることです。

若者に多いのが、「話しても理解してもらえないだろう」と、最初から話しても無駄だという姿勢になってしまい、自分のことを相手に伝えないということです。

それには、否定されるのが怖いという不安があるからです。

 

たしかに、話しても否定されたらいやな気分になりますし、やっぱり理解し合えないと感じてしまいますよね。

でも、伝えなければ相手はなにもわかりません。

勇気を出して、きちんと自分のことを伝えてみましょう。

 

そして、上司側も否定的になるのではなく、相手の意見をまず聞いてあげることが大事です。

ちゃんと聞いてあげて、相手の気持ちも汲み取った上で、自分の意見を伝えてみましょう。

 

まとめ

若者と若者層でない人との間に生まれるジェネレーションギャップ。

プライベートだけでなく、仕事に対する価値観にも違いはあります。

でもそれはお互い様。

 

生まれ育った時代が違うので、多少価値観に差が出るのも当たり前ですよね。

お互いを否定するのではなく、それぞれの良さを探してみてはいかがでしょうか?

上司と部下が信頼し合える関係になると、おのずといい職場環境が生まれます。

そんな職場で働きたいですよね!

 

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