こんにちは!地方の就活生を応援するコールフォース株式会社の齋藤です。
「今の仕事に価値が見出せない」
「自分がここで働いている意味ってなんだろう?」
そんな風に思いながらなんとなく働いている人って、わりと多いのではないでしょうか。
最初は「ここだ!」と思って入った会社なのに、働いていくうちにだんだん違和感を覚えたり、悩みや問題が生じてしまったり・・・。
そんな時は、改めて自分の価値観と職場の価値観を照らし合わせてみましょう。
もしかしたら、あなたと職場の価値観にズレがあるのかもしれませんよ。
楽しく生き生きと働けて、仕事に価値を見出せたほうがより充実した日々を送ることができます!
そのためにも、ぜひ参考に読んでみてください。
このページの目次
今の仕事に価値が見出せないのはなぜか?

仕事に価値が見出せない状態ってどんな状態でしょうか?
おそらく、何らかの不満を抱えていることが多いでしょう。
例えば・・・
- 楽しくない
- ただ淡々とこなすのみ
- 評価されない
- 別に自分じゃなくてもいいのでは?
私自身も、昔いた職場でこのような不満を抱えていたことがあります。
その頃はやはり、仕事に価値が見出せず、ただお給料を得るためだけに働いていたという感じでしたね。
もちろん、人によっては「お給料をもらえればそれでいい」という人もいます。
その場合は仕事に価値が見出せなくても、問題なく働くことができるでしょう。
しかし、上記のような悶々とした不満を抱えて働いている場合は、どんどん仕事が嫌になってしまう可能性が高いです。
その結果、仕事に価値が見出せず、自分が働く意味や、自分の存在価値にすら疑問を抱いてしまう場合もあります。
では、その不満を解消して楽しく働くために必要なことはなんでしょう?
楽しく働くために必要な2つのポイント

仕事は、生活をするために必要なお金を得るためのツールです。
生きていくために仕事は必須。
人生のほとんどの時間を仕事に費やすことになります。
しかし、その仕事が楽しくなくて嫌々している状態だったらどうでしょう?
仕事に対しての不満ばかりが募って、なんのために働いているかよくわからなくなってしまう・・・。
それってなんだか、人生損している気分になりませんか?
どうせ働くなら楽しんで働きたい!
そんな方に、2つのポイントをご紹介します。
自分の仕事観を見直す
まずは、自分が仕事に対する価値観はどんなものなのか見直してみましょう。
キャリア転職サイト「タイプ」が、仕事観を3つに分けて定義付けたものがあります。
①内因的仕事観
やりがいや自己成長など、自身にとって精神的・心理的な意味合いが大きいという考え方。②功利的仕事観
働くこと自体が目的ではなく、お金や社会的地位を得るための手段であるという考え方。③規範的仕事観
仕事とは自分のためではなく、社会や人々のためにするものだという考え方。
①の内因的仕事観のタイプは、”仕事を通じて得られる自分の成長”や、”スキルアップをすること”を重視しています。
この価値観のタイプは、会社から難しい仕事を任されるほどやる気が湧いたり、目標を達成させることに価値を見出す人が多いです。
②の功利的仕事観は、”お金”や”社会的地位”に重きを置いていますよね。
この価値観のタイプは、お給料を得る事や昇給、出世に価値を見出す人が多いです。
③の規範的仕事観は、”自分のため”というよりも”誰かのため”に働きたいというタイプです。
自分が働くことによって、他の誰かや社会の役に立てることに価値を見出す人が多いです。
ちなみに、公益財団法人 日本生産性本部が平成31年度新入社員1,792人を対象にした「働くことの意識」調査結果があります。

(引用:公益財団法人 日本生産性本部)
先ほどの3つに分けた価値観を当てはめてみると、ここ十数年で増加している「楽しい生活をしたい」「経済的に豊かになる」という回答は、②の功利的仕事観に近いでしょう。
反対に、①の内因的仕事観に当てはまる「自分の能力をためす」という回答は、どんどん減ってきています。
③の規範的仕事観に当てはまる「社会に役立つ」という回答は、10年ほど前にグンと増えたもののその後減少し、働く目的としては一番少ない回答となっています。
仕事に対する価値観は、その時代の背景も影響していると言えますが、今のあなたは一体どのタイプでしょうか?
一度見直してみてください。
会社と自分の仕事観が合っているか確認する
自分の仕事観を見つめ直したら、今の会社の仕事観について考えてみましょう。
企業によって企業理念や社風が違います。
その企業が求める仕事観を持つ人材と、自分の仕事観が違えば、必ず双方の間にズレが生じますよね。
ここで、例えをいくつか出してみます。
例:あなたの仕事観が”やりがい”重視だった場合
企業A「君にどうしても〇〇の営業をお願いしたい!君ならできると見込んでいる!」
企業B「この作業を毎日みんなと同じようにやってくれればいいよ」
仕事に”やりがい”を求める人なら、企業Bのように”誰でもできる仕事”というより、”君にしか(自分にしか)できない仕事”を任された方が断然やる気が出ますよね。
しかし、これが”お金”を目的に働いている人だったらどうでしょう。
例:あなたの仕事観が”お給料をもらえればいい”という場合
企業A「君にどうしても〇〇の営業をお願いしたい!君ならできると見込んでいる!」
企業B「この作業を毎日みんなと同じようにやってくれればいいよ」
先ほどと同じ企業の要求ですが、仕事観が”お給料をもらうこと”に重きを置いている場合、どちらの企業の要求を望むでしょうか?
どちらも同じ額の給料だったとするとおそらく、自分だけ責任を任されて新たな課題をこなすことよりも、他の人と同じ仕事量の作業をしている方が、効率がいいと思うのではないでしょうか。
また、あなたの仕事観が”人や社会の役に立つこと”だった場合は、企業Aのようなタイプだったら「その会社に貢献できる!」という喜びを見出せるかもしれませんね。
反対に、企業Bのように「毎日みんなと同じ作業」だと「自分は本当に役に立てているのか?別に(この仕事は)自分じゃなくてもいいのでは?」という考えがよぎる可能性もあります。
このように、自分の仕事観と会社の仕事観が合わないとズレが出てきます。
ちょっとしたズレかもしれませんが、そこから生まれた不満が溜まっていくと、楽しんで仕事をすることが難しくなることもありえます。
今、仕事に対して「なんだか楽しくないな・・・」と感じている方は、もう一度お互いの仕事観について確認してみましょう。
コールフォース社員の仕事への価値観の変化

わが社コールフォースの社員にも、以前は違う会社で働いていたという人が何人もいます。
そのうちの数名に、「前の仕事と現在で価値観が変わったなと感じることはありますか?」というアンケートをとってみました!
ちなみに、コールフォースはこんなことをしている会社です。
- 【IT通信支援事業】RPA系の自社開発ソフトウェアから、オーダーの受託開発を行っている
- 【選挙支援事業】選挙における重要な「情勢調査、世論調査」を軸として、細かなマーケティングリサーチ
- 【オフィスソリューション事業 】オフィス移転時における全てを支援
- 【ブロードバンド運営事業】自社インターネットサービス、大手キャリアのインターネットサービスの販売及びコンサルティング
- 【Google事業】Googleストリートビューサービスを始めとした、集客コンサルティング事業
アンケートをとった社員のほとんどが、以前は違う職種でした。
そんな彼らが感じた仕事観の変化はどのようなものでしょう?


個人プレーで、あからさまに自分の役割ではない分野に関しても個人判断で行っていて、それが自分の強みだとも感じていた。
この会社に入って学んだことは、組織としてのあり方や仕組みがワークするということ。
”個”ではなく”組織”として機能させていくことがいかに重要か。
また、役職毎による役割と責任をしっかり把握することの重要さと難しさを感じている。
以前に比べ、自分がやるべき仕事のみを正しく判断し行動するということが、個々の成長や、組織の成長と会社の成長につながるということを日々学んでいる。

しかしこの会社の社員たちは、「個々の力を引上げ、会社全体に力をつけて良くしていこう!」とみんなが前向きだった。
その影響で、自分も出来る事や貢献出来る事を探して、積極的に取り組めるようになっている。
また、なんでも挑戦できる社風なので、上のポストを目指して頑張ろう!という気にさせてくれる。

また、どういったことをすることが会社や市場に価値を与えられるのか、ということまで考えられるようになった。
スキルも経験も身につくものではなく、自身が求めて身につけていくものという考え方を学んだ。
以前の仕事とはまったく違った職種に就いた彼らですが、コールフォースに入ったことで得た新しい価値観に満足しているようです。
そのおかげか、わが社の社員は本当にみんなが楽しく働けていることが自慢です!
「仕事が楽しくない」
「価値が見出せない」
そんな風に働き続けるのはもったいないです!
この記事をキッカケに、自分の仕事観と今の会社の仕事観を見つめ直してみてください。
あなたも心から楽しんで働ける会社と出会えますように!
しかしこの会社に入って、会社だけでなく、どれだけ他の人から必要とされることが大事か、ということを感じることが出来た。
”どんな業界や職種に行っても必要とされる人材”というものが、”本当に社会から必要とされる人間”になっていけるということを、この会社で学んだ部分であり、変化した価値観だと思う。