こんにちは。地方の就活生を応援するコールフォース株式会社の玉川です。
地方に住む就活生が都会で働きたい!と思っても、”不利”なんじゃないかな?と不安になりますよね。
この記事をご覧になっている方でも、そんな不安を抱いている方が多いのではないでしょうか。
たしかに、不利だと言われる理由はいくつかあります。
それをまとめて詳しくご説明しますが、もちろん、完全に不利というわけではありません。
むしろ、その”不利”を逆手にとってしまえば”武器”にさえなります!
地方に住んでいるからって、諦めてしまうのはもったいない!
今回は、地方の就活生が不利だと言われてしまう理由と、それをどうプラスにするか、逆境を乗り越える方法をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
このページの目次
地方の就活生が不利だと言われる理由

①金銭面の問題
②限られた時間
③情報不足
④選択肢が少ない
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①金銭面の問題
はっきり言うと、東京で就活している人と、地方から就活しようとしている人では、金銭的な問題は雲泥の差です。
関東では電車賃数百円払えば行ける説明会が、地方から行こうと思うと数千円~数万円かかります。
まず、その時点で不利ですよね。
関東では毎日のように説明会が行われていて、近くに住んでいれば毎日のように出向くことができます。
しかし、地方から説明会に出るために毎日通うなんて、交通費がバカにならないためとてもじゃないけどできません。
なので、1日に何社もまわるように調整したり、1週間だけまとめて滞在してその間に参加できるだけするという人もいます。
交通費だけでなく、宿泊するなら宿泊費や食費も必要です。
就活でいったいいくらかかるんだ・・・と気が遠くなりますよね(笑)
■ 就職活動にかかった費用
(平均金額:円 使用率:%)
総額 | 交通費 | 被服費 | 宿泊費 | 飲食費 | |
平均金額 | 170,960 | 49,277 | 40,813 | 29,918 | 14,179 |
使用率 | 100.0 | 93.8 | 85.7 | 23.1 | 79.7 |
《地域別》 | |||||
北海道・東北 | 229,343 | 70,748 | 39,569 | 34,345 | 16,537 |
関東 | 158,562 | 36,919 | 40,448 | 22,351 | 14,689 |
中部 | 155,362 | 52,259 | 37,256 | 30,511 | 11,469 |
近畿 | 173,292 | 51,278 | 44,671 | 24,614 | 14,728 |
中国・四国 | 159,506 | 71,461 | 43,862 | 32,392 | 10,981 |
九州 | 205,800 | 68,222 | 37,243 | 38,759 | 14,254 |
これは、2017卒の就活生がかかった費用の平均額です。
就活費用の総額の平均が約17万円。それが北海道・東北や九州のほうだと大幅に増えて20万を超えています。
交通費や宿泊費が関東と比べて多くかかっていますよね。
これが不利だと言われる大きな理由の一つです。
ちなみに、就活費用に関して詳しくまとめたものがこちら。
②限られた時間
金銭面と同じく大きな問題になるのが”時間”。
先ほどもお話したように、関東住みの人なら毎日のようにいろんな説明会に行くことができます。
しかし、地方から関東へとなると、まずその移動時間だけで数時間かかります。
説明会に参加して、その後すぐ帰るとしてもまた数時間・・・。
私の友達は、まるまる1週間関東での説明会に参加していましたが、その間の大学の授業やアルバイトは休ませてもらっている状態でした。
そんな風にアルバイトを削ると、今度はお給料が少なくなって就活費用が足りない!と困る可能性も出てきます。
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③情報不足
情報不足においては、就活だけの話ではありませんよね。
元々地方に住んでいた私もよく実感したのは、日本で起こっている(流行っている)様々なことが東京などの関東から発信されていて、それが地方にまわってくるにはタイムラグがあるんです。
今はSNSやネットなどで最新の情報をキャッチしやすくなりましたが、それでもごく一部のことなんだと思います。
興味のある企業はどんな感じか?
それは、実際に自分が目でみて、人と関わってその企業の雰囲気を感じることが、一番確かな情報になります。
関東に住んでいる就活生なら、いろんな企業の説明会などに参加しやすく、実際に経験した人の話を直接聞く機会も多いです。
その点、地方に住んでいるとまず自分で経験がし難い、そして経験した人の話を直接聞きたくても、まわりにそういう人があまりいないというのが現状だったりします。
④選択肢が少ない
情報も少ないし、あまり何度も就活のために都会へ出向くこともできない。
説明会の参加も限られてくる、となると必然的に選択肢は少なくなりますよね。
本当はこっちの企業も興味あるけど・・・と、本当に行きたい企業を断念して第二志望の企業などで妥協する人だって大勢います。
その他にもよく聞く声は、「地方から・・・というとそれだけで下に見られている気がする」という悩みも。
実際に地方から関東へ出るとよく感じたのが”なまり”。
自分では「なるべくなまらないように!標準語で!」と思っていても、話していると無意識のうちになまってしまうんですよね(笑)
別に方言やなまりが悪いわけではないのですが、「なまっているね」と言われると、ちょっと恥ずかしい気持ちになって萎縮してしまう人もいます。
しかし、不利だからって諦めるのはまだ早い!
「やっぱり地方の就活生は不利なんだな・・・」なんて、落ち込むことはありません!
都会に出て就職したい!そう思っているなら、絶対にチャレンジするべきです。
そこで、不利と言われる原因に対しての不安を少しでも和らげるためにまとめてみました!
金銭面で困らないためには”計画性”が大事

まず、お金ですよね。
就活費用は本格的な就活が始まる前に貯めておいたほうが、絶対にいいです!!
こちらを参考にみてみましょう。

大学生で考えると、大体3年生の3月頃から本格的な就活がスタートします。
つまり、それまでには就活費用を貯めておいたほうが後々苦労しないということ。
就活費用の平均総額が約17万円かかるというのを目安に考えてみますね。
月5万円貯金した場合・・・約3ヵ月ちょっと
月3万円貯金した場合・・・約5ヵ月ちょっと
月2万円貯金した場合・・・約8か月ちょっと
貯めるのにこのくらいの期間がいると思うと、逆算しやすいですよね!
自分で月にどのくらい稼げるか、そしてどのくらい貯金できるかということを一度計算してみてください。
今までしているアルバイトの日数を増やすとか、かけもちするとか、短期のアルバイトで集中的に稼ぐなど、方法はいくらでもあります。
もちろん、学生なのでアルバイトばかりして学業に支障をきたすのは避けたいですし、ご両親から援助してもらえるなら甘えるのもいいと思います。
ただ、自分でアルバイトと学業を両立させて目的の金額を貯めるという経験をしたほうが、自分の強みになり自信にもつながりますよ!
効率のいい時間の使い方を見つける!

就活はESや履歴書を書いたり、企業の下調べをしたり、やらなきゃいけない作業がたくさんありますよね。
アルバイトや授業を受けながらだと、本当に大変だと思います。
しかし、地方の学生が都会へ就活へ行く場合、移動時間はどうしても長時間かかってしまいます。
もちろん、飛行機や電車を使えば移動時間も短縮できます。が!高いんですよねぇ~・・・。
深夜バスや高速バスを使えば半分くらいの金額ですみます。
その分のお金を稼ぐためのアルバイトの時間を考えると、多少移動時間がかかっても安く済ませたほうが効率的ではないでしょうか?
最近の高速バスの快適さはすばらしいと評判で、熟睡できるようにいろいろ工夫されていますよ!
情報収集はWEBをフル活用!

地方にいてもできる情報収集は、WEBをガンガン使って調べることです!
まず、就職サイト。これは絶対に活用すべきですよね。
内定者の実際の声や、同じ就活生の悩みなども知ることができて、実際に自分のまわりに経験した人がいなくてもそこでの意見などを参考にすることができます。
もちろん、身近に先輩や知り合いで地方から都会へ就職した方がいたら積極的に話を聞いたほうがいいですよ!
他には、TwitterやFacebookなどで就活仲間を作ったり、企業情報を集めたという人も多いです。
企業側のほうでも、そういったSNSで情報を発信しているところも最近増えています。
中にはWEB説明会やWEBセミナーを行ったりする企業もありますので、地方就活生は特に要チェックです!
”地方”を武器に!

地方に住んでいたら情報も遅く、インターンなどの経験も関東の就活生よりははるかに少ないのは当然です。
だからと言って、引け目を感じる必要はありません!
地方の学生には、都会の学生にはない”ハングリー精神”、”ポテンシャルの高さ”があると評価されることもあります。
「この会社に入りたいんです!」と、わざわざ地方から説明会や面接にやってくるという、その時点で意欲の高さが見られるということも!
そりゃそうです。高い就活費用や相当な時間をかけてやってきているんです。
目的のために行動する、という行動力はしっかりついています!
なまりだって、「あ~あのなまっていた子か!」と相手に印象付けるポイントにだってなります。
ぜひ自信をもって、堂々と就活に望んでください!
まとめ

地方の就活生は、たしかに金銭面や時間的な部分では不利と言われても仕方ありません。
でも、だからなに?という気がしませんか?(笑)
不利なものは不利。それを嘆いたってどうしようもないです。
ただ、不利だからこそした苦労や努力は、絶対に自分の身になります。
なので、諦めずに目的に向かって進んでください!私たちも応援します!
>>地方の就活生の悩みは?その悩み、少しでも減らしましょう!